銀幕の世界に触れた１日 東映名誉会長 岡田茂生家訪れる

店内に、グラスを持った女性のポスターを貼っていました。
１９２２（大正11）年撮影の赤玉ポートワインのポスター。上半身裸のモデルを務めているのが松島栄美子（1892年５月21日－1983年４月７日）。

見覚えのある人いるかもしれませんが、２０１４（平成26）年９月29日から２０１５（平成27）年３月28日まで放送された連続テレビ小説「マッサン」で柳ゆり菜演じる「みどり」が゛撮影したオリジナルのものです。

昨日から開催された酒まつりで人通りが多い岡田酒販にポスターがあります。

店舗の片隅に「岡田茂　生家」の銅板レリーフが飾られています。

東映名誉会長　岡田茂（1924年３月２日－2011年５月９日）。仁侠映画をはじめ、数々の作品を世に送り出し、戦後日本の娯楽産業を創った人物の一人です。
映像を少しかじっているあっしから見ると、神様のような人。
レリーフに足を止める人もなく、あっしだけがただただ感動していました。

灘、伏見と並ぶ日本の三大酒処西条。その礎を築いたのは広島・安芸津で酒造を興した三浦仙三郎。軟水醸造法を確立したため、この地が酒処となりました。

吟醸酒発祥のドラマを描くと共に、三浦仙三郎の残した家訓「百試千改」の思いが今を生きる酒造という「モノづくり」に引き継がれている姿を描く映画「吟ずる者たち」の撮影をしていました。

作品は８Ｋ（スーパーハイビジョン）カメラで撮影していました。フイルムの味も捨てがたいと思いますが、やっぱり古いやつでしょうか（笑）
酒まつりの会場で、銀幕の世界に触れた１日でした。

　
公式サイト幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am