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2018-07-24

白い姿初夏の海 カキ幼生つるされる

初夏の白い姿が、青い空に広がりました。

毎年この時期、夏にう化したカキの幼生(赤ちゃん)は約2週間海中を漂う浮遊生活を送る性質を利用して、ホタテ貝の貝殻を海中に入れ、約0.3ミリの幼生を付着させます。


これを、抑制棚「カキひび」に移動。潮位が大きい瀬戸内海では、潮が干くと海から出るため、カキの成長を抑制し、環境の抵抗力を付けています。

沖合から小船で運ばれるカキがつるされていました。食卓に上るのは、2・3年先。

昨年は閑散としましたが、今年の白い姿は期待できそうです。

平成30年7月豪雨の爪痕が残る中、冬の味覚の準備で額に汗を流していました。



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