メイストーム荒れた海 絶え間なく白い波寄せる

雲に隠れたお日様から、天使の階段が放射状に伸びていました。

昨日は午後から強風の一日。メイストームが夜半まで吹く風に、家が飛ばされないかとヒヤヒヤしました。

島影から、大きな貨物船が顔を出しました。

17万9000トン、全長２９２メートルの巨体は、この程度ではビクともしませんが、船首のバウは、大きな白波を立てています。

いつもは穏やかな瀬戸内海が、強い風で海面の波が地紋･･･失礼水紋になっていました。

浜辺には、白い波が絶え間なく寄せていました。

沖合いでは、雲の切れ間から差し込む光が、スポットライトのように海を照らしていました。

大きく揺れ、船底で波をたたいていく小船。

航行する船影は見えない荒れた海。波と風の音が聞こえていました。

　
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