先が見えない家の片付けを諦め、気分転換にぶらり。
「年末はお寺で迎えよう」の貼り紙。
近くの寺院では除夜会の準備がすっかり整っていました。
建物の門幕として浄土真宗本願寺派の家紋である「下がり藤」が飾っていました。
訪れる人のいない境内は、ひっそりと深夜の時を待っています。
このあたりは、「安芸門徒」と呼ばれ西本願寺派の寺院が一村一カ寺と信者が多い地域。毛利元就が勢力を伸ばしたのは背景に安芸門徒の力があったからだとされています。
織田信長は現在の大阪城の場所にあった浄土真宗の「石山本願寺」を攻めましたが11年かけても攻め落とせなかったのは、安芸門徒が兵糧などの後方支援をしたからだと言われています。
鐘楼には仏教徒である事を明示する「六金色旗」がたなびいていました。
梵鐘は撞木から奏でる音色を待っていました。
今夜は午後11時50分から鐘撞きの始まり。ここから聞こえる音色を夢見心地で聞きたいと・・・。
一年間「幸か福岡かふくおかひろし」をご愛顧していただきありがとうございました。来年は、今年よりもっと素晴らしい年でありますように。どなたさまも良いお年をお迎えください<m(__)m>
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