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2017-11-29

艪で漕ぐたこつぼ漁 海の男を見た

海から引き上げたたこつぼの中から、海水を捨てていました。

どんよりとした朝。鉛色の空に海の色もパッとしません。

沖には一艘の船が、たこつぼ漁をしていました。
たこつぼ漁は、タコが岩の隙間に身を潜める習性を利用したもので、1本のロープにおよそ約10メートル間隔でたこつぼを沈めて行う漁法です。

船上にいる人はロープを手繰り寄せていました。

ひと段落すると、おもむろに立ち、長い板のようなものを手に。

「ヤ・ヤ・ヤ・・・(驚)」。艪(ろ)ではありませんか。

日中、船を漕ぐのは上手ですが、艪で漕ぐのはできません(笑)

しっかりとした艪さばきで、たこつぼを積んだ船はしっかり進んでいました。

海で生きる男を見たひとときでした



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