「今夜はだいてやる」。衝撃の言葉が目に飛び込んできました。
ページをめくると「足ながめる」とも。
ラジオ小僧が毎朝聞いているMBSラジオ「子守康範 朝からてんコモリ!」歌のない歌謡曲で、東京女子大学 篠崎晃一著「東京のきつねが大阪でたぬきにばける 誤解されやすい方言小辞典」を楽しく紹介したので、ついつい購入しました。
同書では、
「たぬき」。東京では「揚げ玉(天かす)」がのっていれば「たぬき」、「甘辛い油揚げ」がのっていれば「きつね」。大阪では「たぬき」を注文すると、甘辛く煮た油揚げをのせた「蕎麦」が運ばれてくる。東京の「きつね蕎麦」が「たぬき」に化けてしまったことをはじめとして、その地域の人が方言だと思っていない「気付かない方言」「誤解されやすい方言」を取り上げています。
「今夜はだいてやる」は富山で奢(おご)ってやる、「足ながめる」は青森、秋田、岩手で足を伸ばすという意味。
もちろん広島弁も。「たちまち」「みやすい」「わるい」・・・よく使っている言葉の活字が躍っていました。分からない人もいるかもしれませんが「ふぅ~ん」。と妙に納得(笑)
誤解されやすい方言小辞典は1300円(税抜き)で販売されています。
公式サイト幸か福岡かふくおかひろし