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2017-01-02

浜辺から続く参道 「桂浜神社」参拝

境内に手水舎の水が、初詣のお客さんを待っていました。
今日は初詣。呉市倉橋町本浦にある桂浜神社に来ました。
本殿は、国の重要文化財に指定されています。

神社は遣新羅使が立ち寄った天平8(736)年には、すでにあったと伝えられています。祭神は勝負必勝の八幡三神と海上交通の平安を守護する宗像三女神。

万葉集 巻きの⒖ 3615番の歌 「石走る 瀧もとどろに 鳴く蝉の 声をし聞けば 都し思ほゆ」と詠まれた場所です。
倉橋島は、かつて長門(ながと)島と呼ばれ、奈良時代には遣新羅使(けん・しらぎ・し)の船がこの島に停泊し、その時詠まれた歌が、『万葉集』に8首載っています。

万葉の香りの中、神社に参拝。

毎年参拝していすが、今年初めて気づいたのが道路から境内までの参道で「鳥居」を通らない。

桂浜神社は、海の神様なので海岸にある鳥居から参拝するのが正式なルール。
浜辺には、大きな鳥居が立っていました。

参道は現代の道路で途切れていますが、昔の名残は今でも残っていました。

拝殿には天井から提灯がズラリ。

奉納された絵が時の流れを物語っていました。


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