幸か福岡かふくおかひろし: 原爆ドームライトアップ　漆黒の川面に光揺れる

漆黒の闇に、原爆ドームが浮き上がっていました。

「優しく語りかけるような光の演出で平和のメッセージを世界に届ける」ことを目的に、12月７日から来年２月５日まで、原爆ドーム周辺の木々に青色ＬＥＤライト約５万球を取り付けたで「平和の光・イルミネーション」が点灯されています。

原爆ドームは、登録10年のときも照明を増設。資料館などで「原子力平和利用博覧会」が開かれた昭和31（１９５６）年５月には、原爆ドーム自体に電球を飾り、ライトアップしたこともありました。

被爆建物の観光地化で広島県原爆被害者団体協議会に、疑問の声が寄せらましたが、広島市では「鎮魂の場にふさわしい明かりにした」。

原爆ドームの内部は昼間でも見られますが、夜には一層分かりやすく見えました。