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2016-11-10

被曝者医療から放射線治療まで HICARE25周年講演会

本年で25周年になる放射線被曝者医療国際協力推進協議会(HICARE)記念講演会が11月9日、広島県医師会館でありました。
HICAREは、広島が長年にわたって蓄積した被曝者医療と放射線障害に関する調査研究を行っています。

放射線被害支援の活動では、核実験でできた原子の湖と呼ばれるチャガン湖を例に出し、セミパラチンスク住民の健康診断も行っていました。

東日本大震災、福島第一原子力発電所の事故では、これまでの治療建研を元に住民検診も行っていました。

広島県医師会に併設されている「広島がん高精度放射線治療センター」では、外科手術より放射線治療が生存率も高い実績が報告されました。

最近は、がんの発生者数が増えており、肺がんの発生者数が伸びている実態も報告。
北斗晶さん、間寛平さん、大橋巨泉さん、林家喜久扇さんも放射線治療を受け、がんの治癒率も60%に向上していることを説明。

医療分野での放射線治療の先端医療を垣間見ました。



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