トピックス

2016-10-31

呉市美術館に来とります 「この世界の片隅に展」で言葉出ず

「呉市美術館に来とります」。
絵が得意な少女浦野すずが、微笑んでいました。
11月12日に片渕須直さんが監督・脚本を務める「この世界の片隅に」の公開に先立ち、11月3日まで呉市美術館で、「マンガとアニメで見る こうの史代 この世界の片隅に展」が開催されています。

舞台は、広島市と呉市。

呉市内にある醸造所をはじめ、東京都千代田区にある「昭和館」所蔵の資料も展示。

史実に基づいた時代背景と、太平洋戦争体験者の証言を元に戦前、戦中、戦後を生き抜く姿が描かれていました。

撮影はできませんでしたが、原作のコミックとアニメ原画を展示。

このあたりで今でも見られる光景が描かれた作品に、時代背景がオーバーラップして言葉が出ませんでした。

親から、原爆の被害や呉市の空襲の様子を聞いていました。
軍港と被爆地が交差する地域。このあたりは戦争遺構が点在しているので記録しているようにしていますが・・・。



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2016-10-30

日本遺産ウイーク「呉地方総監部」 レンガの色時代感じる

本年4月25日に、神奈川県横須賀市、福井県舞鶴市、広島県呉市、長崎県佐世保市が鎮守府「~日本近代化の躍動を体感できるまち~」として日本遺産に指定されたことに伴い、日本遺産ウイークとして海上自衛隊呉地方総監部が一般公開されました。

通常は、身分証明書などが必要ですが、今回は自由に観覧できます。

第一庁舎は呉鎮守府を代表するレンガ建物。総監部内には明治から大正期にかけて建てられたレンガ建造物が数多く残っています。

呉鎮守府は、明治19(1886)年第2海軍区鎮守府の所在地『安芸国安芸郡呉港』と定められ、11月に起工式。明治38(1905)年の芸予地震で被害に遭い、明治40年に現在の形に修理しました。
昭和20(1945)年7月の呉空襲で被災しましたが、平成11(1999)年12月に修復しました。

階段には赤いじゅうたんが。日ごろは公開されていない建物の内部も見学できました。

庭の片隅には「1819年」と刻印がある大砲が。
観光ボランティアの話では、海外から寄贈された品だといいますが・・・。

敷地にいると明治の風にタイムスリップ。

施設内の池に建物の姿が映っていました。明治時代からある池だと100年以上もこの姿を映し出していることに、ちょいとロマンチックに・・・。レンガの色に時代を感じました。



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2016-10-29

ハゲの肝は濃厚な味 海のフォアグラに舌鼓

我が家にウマズラハゲとスズキがやってきました。
ちょいと量が多いので、今日はハゲの調理に腕を振るいました。
包丁を入れると中から肝がびっしり。
皮をはぎ刺身に。

肝は甘辛く煮付けにしました。

「海のフォアグラ」と呼ばれるほどするハゲの肝は濃厚な味。

瀬戸内の味に舌鼓を打ちました。



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2016-10-28

呉の港「NYK CRANE」 夜の海にライトアップ

10月27日の夜、豪華客船を連想させる大きな船が、呉の港に浮いていました。

船はパナマ船籍のNYK CRANE12万3,000トン。
日本郵船が、ジャパン マリンユナイテッド株式会社を8隻発注した船の4番船。

大きな船体は、船首を軸にして、ゆっくりと動いていました。

泊まっているように見えても、実際は動いています。

呉の市内も摩天楼の明かりが輝いていました。

NYK CRANEは、午後10時現在、速力23ノット(42キロ)で宮崎市沖約80キロを南下しています。

夜の海に、ライトアップした姿が印象的でした。



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2016-10-27

日本シリーズ観戦で客足遠のく 広島カープさん早く決めて

いつものようにボッチ酒。暖簾をくぐりました。
ビールをゴクリ。料理をパクリ・・・。

店内の雰囲気がいつもと違っていました。

小さい店なので、「満席」と看板が出ることが多いのですが、今日は『ガラン』とした店内。

親方は「日本シリーズが始まってから、客足がばったり・・・」。

一献傾けている間に、数人の来店があった程度。

閉店間前に暖簾を片付けていました。
2勝2敗のタイで迎えた第5戦。

9回サヨナラ負け。もう、胃が痛くなる試合です。

広島カープ選手の皆さん、早く決めてちょうだい。


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2016-10-26

石巻市立大川小学校に 時間が止まっている感覚に

東日本大震災後に復興の槌音が響く東北の地で、2年たっても変わらない場所を訪れました。

思い出紡ぐ東北の旅。

平成23(2011)年平成3月11日午後2時46分に発生した東日本大震災。50分後の午後3時37分ごろ、北上川の河口から約4キロにあった石巻市立大川小学校全校児童108人のうち、74人が死亡・行方不明となりました。

このうち23人の遺族が市と県に計23億円の損害賠償を求め仙台地裁に提訴。本日、10月26日に市と県に約14億円の支払いを命じる判決がありました。

校舎の中も2年前に訪れたときのままでした。

グラウンドに避難しましたが、北上川の様子は校舎に序勝れて見えない状況。津波は、北上大橋を飲み込むほどのものでした。

学校では、被災前後の写真を展示。

被災前は、周囲に民家も点在し、人の営みが感じられましたが、被災直後の写真に絶句。

ここだけは時間が止まっている感覚。改めて、被害の大きさを感じました。



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ウミウが羽を休める ストレッチ姿にクスッ

薄い雲かがお日様の日差しを和らげる日中でした。遠巻きにうっすらと暈(かさ)がかかっています。

交差している飛行機雲が交差していました。

かなたには、瀬戸内を行きかう船が、ゆっくりと走っていました。

海には、ウミウが日向ぼっこしていました。
最近、繫殖域が増えた厄介者ですが、羽を休める姿を眺めていると・・・、

首を左右に振ったり、屈伸したりとストレッチ。


運動不足なのかなぁ・・とクスッ(笑)



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