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2016-09-23

賢治とジブリの香り感じる 山田伸一郎絵画展マージナル

宮沢賢治が昭和6年から晩年まで過ごした東北砕石工場をモチーフに「銀河鉄道の夜」をイメージした作品『石と賢治のミュージアム』。

岩手県一関市にある石と賢治のミュージアムで「山田伸一郎絵画展 マージナル」が開催されています。

アニメーター山田 伸一郎先生が東日本大震災のボランティアでこの施設を通ったのがきっかけ。
山田先生は、元スタジオジブリ作画部所属。『千と千尋の神隠し』をはじめとして、数々のジブリ作品でアニメーターとして制作に携わった経歴を持っています。

季節感ある日常の光景を描写した作品、約20点を展示。
日常忘れかけていた、自然と人間のかかわりを題材とした作風に、ジブリの作品の香りも感じられました。

訪れたのは初日の9月18日。共通の知人の紹介で、山田先生とお目にかかることができました。

ちょうど、トリックアートの作品を執筆中。現場に立ち会うことができました。

ステージと同じ木目を執筆中。

真剣なまなざしに、ピンと張り詰めた空気。
ただただ見とれるばかり。水加減、絵の具の量で微妙な色合いを出していました。

「山田伸一郎絵画展 マージナル」は10月2日まで。10月1日にはパラパラアニメのワークショップを開催します。

石と賢治のミュージアムはJR大船渡線陸中松川駅下車徒歩2分です。


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