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2015-10-16

馬込文士村 作家たち優雅な生活知る

JR大森駅西側の地域は、大正末期から昭和初期に多くの文士や芸術家が移り住み、互いの家を行き来し交流を深めていた。いつしかこの辺りを「馬込文士村」と呼ぶようになった。

当時の様子を垣間見るために、馬込文士村文学の道をテクテク。

文士村には、42人の作家が住んでいた。
中には、本年2月に秋田県横手市を訪れた石坂洋次郎や山口県岩国市出身の宇野千代まで。

最盛期は、広津和郎、宇野千代、国木田虎雄、間宮茂輔が花ひきグループとして、酒飲まぬ麻雀を打っていた。

萩原朔太郎、室生犀星の周囲には佐藤惣之助、竹村俊郎の名が連なっていた。

蓄音機を前にダンスを踊る姿もあった。

いやはや、作家たちも優雅な生活・・・。当時の様子を見ていると、昭和初期にタイムスリップした気分だった。


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