今年も、秋を告げる「電照菊(でんしょう・ぎく)」が始まった。
菊は、日中の長さで季節を判断している。
次第に日没が早くなるこの季節。年末の出荷に併せ、「まだ夏」と菊を騙すために、宵の口から数時間明かりをともす。
ビニールハウスの光は夜空を照らし、その下では、日中を思わすような明るさ。
電球の光を浴びて、騙され続けている。
昔は、家の近所でも盛んに栽培されていたため、室内で電気を消しても本が読めるほどの明るさだった。
次第に生産農家も減り、家の近所で数件に。
秋の風物詩も年とともに様変わりしてきた。
公式サイト幸か福岡 かふくおかひろし
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