一丁前の姿も 白いカキひびホタテの色

いつものように海岸にブラリ。浜辺にあるカキひびには、白い色をしたホタテ貝の殻がぶら下がっていた。

沖合でカキの幼生を種付けしたホタテ貝の殻をカキひびに吊るしている。

カキは大きくなりすぎると、翌年の夏の産卵後に死ぬことが多いため、瀬戸内海の潮位を利用して、水中につかっている時間が少なくし、環境の変化に強い抵抗力を付けさせている。

針金に吊るされた多くのホタテ貝の殻には、黒い斑点も。

中には、小さいながら一丁前にカキの姿をしたものまで。

これからしばらくの間、このような状態が続く。


「カランカランカラン･･･」。風に揺られ、貝の音色も聞こえてくる。


白い景色も、しばらくすると海の洗礼を浴びて黒い姿に変わるので、この光景は、長く続かないけど･･･。

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