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2015-02-27

近くのたこ焼き店にフラリ 大阪弁の大将に暖かさ感じる

気仙沼市役所の近くにあるたこ焼き店にフラリ。いつも、前を通っていたが勇気をもって店の中へ…。

大阪弁を話す大将に「泉南」ですか?と聞くと「守口」との答え。

青春時代は在阪局のラジオ小僧だったのであの近郊は得意中の得意。「茨木、吹田、門真・・・」と次々出すと「守口知っととんかいなぁ~」とニコリ。

若いころは大阪の繊維問屋に勤務。広島の百貨店でも店頭販売していたと話す。

その後流れ流れて、奥さんの実家があるこの地にたどりついたという。

定年間近の水産加工会社にいるときに被災。定年後、たこ焼き店を始め、その後ボランティアの協力を得て廃材を使ったテントを設置。現在は、フリースペースとして活用されている。

注文したたこ焼きが出てきた。

テーブルには、大将夫妻が表紙の雑誌を読みながら、たこ焼きをパクリ。

カリっとしたて表面にドロっとした濃厚な味が口中に広がった。

店頭ではたこ焼きを買って家路に急ぐ姿も・・・。

店を出ると東北の寒さにブルッ。いつもと違う赤提灯にちょいと違う暖かさを感じた。


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