特段の目的があるわけでもなく、看板で見つけて立ち寄った場所。
延暦年間(800年ごろ)、坂上田村麻呂によって建立されたと伝えられている。
山門は、寛政11(1799)年伊達9代藩主周宗(ちかむね)公の祈願により建てられた。
境内の一角に船のモチーフが展示。
「映画化とNHK大河ドラマを」と書かれた新田次郎の文学碑が。新田次郎「密航船水安丸」(講談社文庫)の地だった。
明治38年、渡航が難しかった時代、貧しかった東北の地から 83人の乗組員はカナダに密航。当時、捨てられていたサケの卵を塩漬けにして加工し得た利益を村へ送金。凶作で餓死寸前まで追い詰められた農民を救ったというもの。
船体には、カナダ在住の密航した子孫のサインも。
記念碑には「はるばるとカナダに渡り日本の精神(こころ)をきめし女(ひと)を訪ねる 昭和五十三年霜月 新田次郎」と刻まれていた。
偶然訪れた寺院でドラマと遭遇した。本編を読んでいないので、いずれ・・・。
公式サイト幸か福岡 ふくおかひろし
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