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2014-11-01

津軽半島をグルリ 太宰の足跡たどる

 太宰治の足跡を知るため、津軽半島を訪れた。

 五所川原市にある斜陽館。
太宰治の父、津島源右衛門の手で建設された入母屋作りの建物は、明治40年米蔵にいたるまでヒバを使い、当時のお金で工事費約4万円(現在の換算で7~8億円)をかけて造られた。

 足を伸ばして小説「津軽」の像記念館にも。

 太宰が2歳から6歳での、子守役をつとめた越野タケが眠る青森県北津軽郡小泊村で30年ぶりの再会の場面が書かれている場所。

 施設内にある太宰と越野タケの石像が街を見つめていた。

 本州の袋小路の場所もブラリ。北端の地のロケ地をめぐる旅だった。

 津軽半島をブラリすると撮影スポットばかり。二度と来られないかもしれない地をしっかりと記憶に焼き付けた。


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