国際なかなか遺産推進委員会から「なかなか遺産第1号」に認定された岩手一関市立旧達古袋(たっこたい)小学校をこのたび訪れた。
廊下の長さ119メートル。木造平屋建ての校舎は横に長い建物。
ざっと、野球場のホームベースからバックスクリーンまでの距離が校舎の廊下となっている。
なかなか遺産の分類のうち、建築物の長さが目を引く「ながなが系」の代表格として認定が決まった。
旧達古袋小学校は明治5(1872)年創立。児童の減少から平成23(2013)年に閉校となった。校舎の約半分を公民館分館として残す予定だったが、全長119メートルの廊下が校舎は珍しいことから保存運動が起こリ現在に至っている。
以前、西予市宇和町卯之町にある旧宇和町小学校校舎を見たことがある。現在は宇和米博物館として活用されてい廊下の長さが109メートル。ここは、それをもしのぐ長い廊下にビックリ。
なかなか遺産は、平成24(2012)年12月、東大生産技術研究所の村松伸、腰原幹雄両教授が共同代表となり、国際なかなか遺産推進委員会を設立。国の重要文化財や世界遺産でなくても、「なかなか~!と見る人々をうならせ、そのつながり全体を劣化させずに次世代に継承させたい遺産として認定される。今後、旧達古袋小をモデルケースとして、今後とも認定数を増やすという。
公式サイト幸か福岡 ふくおかひろし
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