奥州市から国道343号線を通って気仙沼に帰る途中、左手に見える大きな寺院にブラリ。
「正法寺」の文字が刻んである山門をくぐった。
正面に本堂が目に飛び込んできた。凛(りん)とした空気の中に威風堂堂とした風格に圧倒された。
高さ約26メートル。幅約30メートル、奥行き約21メートル、49度の傾斜の屋根。茅葺(かやぶき)屋根として日本一の大きさを誇っている。
北上山地の山懐、風の音しか聞こえない境内を散策。静寂の時がゆっくり過ぎていった。
ところどころに、紅葉がちらほらと見え始めた。
鮮やかな秋の装いに包まれた正法寺を見たいが、このあたりは見たい場所が多すぎて「リンダ困っちゃう」状態に・・・「♪困っちゃうぅなぁ・・・♪」(^^;
正法寺は貞和4(1348)年に開山。東北地方で曹洞宗の中心寺院として発展。永平寺や總持寺と並び、曹洞宗第三の本山だったが、元和元(1615)年永平寺法度により熊本市にある大慈寺と正法寺が外されることになったが、現在でも直末寺院73カ寺を擁している。
本堂のほか、庫裏、庫裡(くり)国の重要文化財に指定。本堂内部のほか、仏像、絵画、古文書を見ることができる。
公式サイト幸か福岡 ふくおかひろし
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