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2014-08-11

鹿折復幸マルシェ 花火に追悼の祈り

 LIGHT UP NIPPON 2014が、北海道から福島までの主に太平洋沿岸12カ所で行われた。

 今日11日は東日本大震災から42回目の月命日。

 ともしびプロジェクト「鎮魂キャンドルセレモニー」のあかりもともり始めた。

 午後7時、「東北を、日本を、花火で、元気に。」をスローガンに「追悼」と「復興」の祈りを込めた花火が12カ所の会場で一斉に夜空を飾った。

 気仙沼市では鹿折(ししおり)地区にある復幸マルシェで1,500発が打ち上げ。

 訪れた人は、坂本龍一氏演奏の「赤とんぼ」を聞きながら、「追悼」の祈りを込め夜空を見上げていた。

 復幸マルシェは平成24年3月に開設。近くに津波で打ち上げられた大型漁船第18共徳丸があった。このあたりは、東日本大震災で地盤沈下した約42ヘクタールを、平均で海抜3.5メートルまでかさ上げ。そのため、復幸マルシェも今月末でこの場所を離れ、別な場所に移転することが決まっている。


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