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2014-06-26

奥州平泉時代からの金産出 当時を忍ぶ金山跡

 宮城県北東部の太平洋沿岸は、「黄金海道」と呼ばれている。

 古くは、奥州藤原氏四代の平泉黄金文化を支え、近代では、日露戦争で鹿折(ししおり)金山から重さ2.25キログラム、含有量83%という怪物金(モンスター・ナゲット)が採掘された。

 金の採掘が、日露戦争での戦意高揚となったことが司馬遼太郎作『坂の上の雲』でも記述されている。

 ということで、鹿折金山に足を向けた。

 ほとんどの坑道は閉鎖され、看板だけが当時を知るすべとなっている。

 今は掘っても金の含有量は採算ベースにないので廃坑に・・・。

 採掘許可は出ないが、ひょっとして、あと10センチメートル掘れば一攫千金・・・と夢が膨らむけど(笑)


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