標高711メートルの徳仙丈山(とくせんじょうざん)にブラリ。約50ヘクタールに約50万本のツツジが群生している。
1日2往復のバスも今日から運行。あいにくの曇天だったので、ロケハンを兼ねて意気揚々とバスに乗り込んだ。
が、正真正銘の乗客はあっし1人。関係者が同乗しているだけだった。
現地に到着したが、見ごろには少し早かったので人影もまばら。
山頂へ行くの途中
「青春を知らずに逝きし我が戦友へ八十路を生きてつつじ手向けん」
をはじめとした句碑が。
作者は、地元出身の佐々木梅吉さん(故人)。
シベリア強制労働時代に日本の土を踏めずに亡くなった戦友たちの御霊をいたみ、数十年の月日をかけて育て上げたという。
つぼみが多く満開には程遠かったが、華やかな裏に戦争の影があった。
今回は、いつもと違う角度からツツジを鑑賞した。
佐々木さんの思いが、遠い遠い極寒の地に届いていると信じている。
躑躅の群落がまるで彼岸花のように見えました。
返信削除なりひらさま〉心の十字架を背負っているような気がしました<(_ _)>
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