トピックス

2013-12-08

レオナール・フジタの戦争画

 東京国立近代美術館に立ち寄ったとき、レオナール・フジタの戦争画「シンガポール最後の日」が展示してあった。

 「絵画が直接お国に役立つということは何という果報なことであろう」と、フジタが国民の戦意高揚のため描いた作品。

 しかし「シンガポール最後の日」のタイトルに似合わない暗い作風だった。

 タイトルの真相に、戦争に対する思いがあるような一枚だった。

 今日は太平洋戦争の開戦した日。多くの犠牲を払って代償として、今日の平和があることを忘れないようにしたい。



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