モノトーンの写真から昭和の香りが伝わりました。
高度成長期とともに生き抜いた先代の記録をデジタルデータで保存しています。
遺産整理で、袋の中に写真がどっさり。撮影年や場所がないものがほとんどです。
ネガをデジタル化すると、当時の世界がよみがえります。
建物は、かつて浅草にあった国際劇場。松竹直営、松竹歌劇団の本拠地でした。
看板には「七人の決斗」。
丹波哲郎をはじめ、待田京介、園井啓介とそうそうたる出演者。調べても、公演日は21日→26日の表記。
さらに調べると小さく「おったまげた人魚」の看板を発見。
近藤啓太郎原作「人魚おんもり物語」を長瀬喜伴と中村定郎が共同脚色。堀内真直が監督した喜劇ドラマ。
封切りは1962年6月15日。「若さがスパークする世界のハイティーン雑誌」平凡の看板も6月30日のため、1962年6月21日から26日までの写真と判明しました。
無機質なネガに命を吹き込んだ写真。セピア色のフィルムから、60年前に輝いていた様子がよみがえりました。
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幸か福岡かふくおかひろし email:blogger@fukuoka.am
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